『進撃の巨人』映画のロケ地は軍艦島だけじゃない！知られざるロケ地は熊本？壮大な大自然が映像に

現在上映中の『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』。

この映画を観た人たちの評価はまさに真っ二つ。

「とにかくスゴイ迫力で面白かった！」という意見と、
「内容が薄い」「映像がしょぼい」など真逆の意見に、
これから観ようと考えている人はかなり迷うはず。

それでもキャストには、
三浦春馬
長谷川博己
水原希子
石原さとみ
草なぎ剛
三浦貴大（三浦友和・山口百恵の息子）など、
それなりに名前の通った俳優陣が出演しているだけに、
チャレンジしてみたくなる人もいるでしょう。

ところで、
内容や出演者よりもこの「実写版　進撃の巨人」に興味を持ってしまうのは、
その『ロケ地』なんです。

場所は、2015年に世界文化遺産に登録された
長崎県の『軍艦島（ぐんかんじま）』。

軍艦島は端島（はしま）とも呼ばれ、
明治から昭和にかけて海底炭鉱によって
東京以上の人口密度を有するほど栄えましたが、
1974年の閉山後は長い期間無人島となっています。

その無人島が世界遺産登録後は、
「軍艦島クルーズ」
などで人気を呼び、観光客が殺到しています。

しかし、軍艦島以外にもこの映画のロケ地に使われた場所があります。

その場所は熊本にあります！

阿蘇郡南小国町の「押し戸石の丘」と
高森町の「らくだ山」です。

この２つの名所を合成した景色が映画の中に使われています。

「押し戸石の丘」は、標高845ｍに位置し、阿蘇山から久住連山まで大パノラマが望める最高の場所。

しかも、建物や電線などの人工物が一切無く、広大な草原が広がっています。

また平成元年に、
点在する巨石に不思議な文字（線刻文様）が記されていることや、
この巨石群が人工的に配置された環状列石遺構”クロムレック”
であることがわかり、一躍、話題のパワースポットになりました。

また、国内外の岩石芸術学会などからも
「巨石文化遺跡」
として認証されています。

「押し戸石の丘」についてはコチラ↓↓↓
http://www.oshitoishi.com/

「らくだ山」は、
大きな屏風岩がモコモコとした「らくだの背のこぶ」に似た姿から、
地域のシンボルとして地元の人に愛されている可愛い岩山です。

『実写版　進撃の巨人』のロケ地に選ばれた
長崎県の「軍艦島」と
熊本県の「押し戸石の丘」「らくだ山」。

映画を観る前に、「かつて賑わいをみせた無人島」と「壮大な大自然」
という趣の異なる場所を訪れてみるのもオススメです。

今後、「押し戸石の丘・らくだ山　進撃ツアー（仮称）」か何かで
熊本にも観光客が押し寄せる日が来るかも・・・・・

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』のあらすじ
諫山創のコミックを基に、人間を食う大型巨人と人類のバトルを圧倒的迫力で描いたアクション映画。
100年以上ぶりに現れた超大型巨人に多くの人間が捕食され、生き残ったエレン（三浦春馬）は、対巨人のために結成された調査兵団の一員として外壁修復作戦を決行。しかし巨人に襲われてしまい、アルミン（本郷奏多）をかばったエレンは巨人に飲み込まれてしまう。その直後、黒髪の巨人が出現し、ほかの巨人たちを攻撃するという謎の行動を見せる。人類の存続を懸けて彼らは巨人たちと戦い続けるが……。