面白すぎる海外ドラマ刑事ジョー第５話と第６話について

毎週水曜日23時00分～放送されているテレビドラマシリーズ『刑事ジョー　パリ犯罪捜査班』。

これは、世界的名優ジャン・レノが初めて挑む本格クライムサスペンスです。

ここまで第５話が終わりましたが、毎回、一筋縄ではいかない展開がとにかく面白くて、60分番組では物足りない感じです。

そして今回もまた、クールでクレバーなマーク・バヤール刑事役の若手イケメン俳優トム・オースティンがとにかくカッコイイ。

イケメンすぎて、今後の俳優人生では悪役なんかできないんじゃないかと思ってしまいます。

ジャン・レノ扮するベテラン刑事ジョーは、とにかく観察眼がするどく、ほんの些細な手がかりや情報から事件の糸口を見つけ出し、突破口を切り開いていく展開に爽快感がありますね。

そして、今回のクルマ情報です。

第５話では、世界のセレブ御用達のフェラーリと、BMW６シリーズ（？）の２台が登場しました。

今回は、フェラーリは事件の目撃者のクルマで、BMWはジョーの仲間（警察関係者以外）の１人と思われる人物のクルマという設定でした。

真紅のフェラーリは360モデナというモデルで、デザインはもちろん巨匠ピニンファリーナです。

この360モデナは、「とても乗りやすいフェラーリ」という評判から、フェラーリの中ではエントリーモデル的存在となり、当時の史上最多の販売台数を記録しました。

そういえば、ライブドア元社長のホリエモンも所有していましたね。

また、360モデナからミッドシップエンジンのクーペモデルには、ガラス張りのエンジンフードが装着され、エンジンルームが見える粋なデザインになったのも特徴の１つです。

BMWは、夜の逆光の中での登場だったのではっきり見えませんでしたが、おそらく６シリーズのカブリオレだと思います。

フルモデルチェンジした現行の３代目６シリーズではなく、低くてワイドなボディにグラマラスなフェンダーラインを備え、従来のスタイルから大変貌を遂げた２代目モデルでした。

ところで、2014年10月15日（水）放送予定の第６話「マレの悔恨」の内容です。

アンリ4世によって造られ、広場を取り囲む建物の赤いレンガの美しさが印象的なヴォージュ。
このパリで最も古く美しいとされる広場の一角で、パリ郊外でアンティーク店を経営していた女性の変死体が発見された。
ジョーらが捜査を進める中、店の経営難に陥っていた被害者が、近々貴重な遺品を売買する予定であったことが判明する。
ジョーは、遺品の持ち主とその買い手が事件に絡んでいると睨み、犯人像に迫っていく・・・。

また、もう１つの見所である、ジョーと娘アデルの親子関係。

第５話では、アデルの彼氏が薬物売買グループに利用され、危険な状況に追い込まれましたが、ジョーの機転により寸前で逮捕を免れました。

そこには、身ごもる娘アデルを守るジョーの力強い父親像がありました。

しかし第６話では、このジョーがとった行動について警察内部で問題になる可能性が・・・。