『２４時間テレビ』に出演した樋口了一さんは熊本出身のシンガーソングライター

公開日： 2014/09/01 : 最終更新日：2014/09/04 音楽、エンタメなど

8月30日（土）31日（日）に放送されました『24時間テレビ』（日本テレビ）に出演し、
関ジャニの錦戸くんと一緒にギターの弾き語りをしていた樋口了一さんを皆さんご存知でしたか？

樋口さんは熊本出身のシンガーソングライターで、SMAPやTOKIOらにも楽曲を提供しています。

ちなみに、共演した関ジャニ∞の「F・T・O」「Carnival」は樋口さんが提供した楽曲です。

今回、番組内で披露した「手紙～親愛なる子供たちへ～」という楽曲は、認知症の親が子どもに向けたメッセージを歌ったものですが、この曲を聴くといつも知らず知らずの間に涙がこぼれてしまいます。

今回の弾き語りの披露は6年ぶりだったとのことですが、番組内でいっていたようにパーキンソン病を患って、思うように音楽活動ができていなかったからです。

症状については、ご本人も少し説明されていましたが、パーキンソン病には以下のような４つの特徴的な症状があります。

１）固縮（こしゅく）：全身の筋肉が徐々に硬くなり、動かしにくくなる。
２）振戦（しんせん）：手足が小刻みにふるえる。
３）無動：体の動きが緩慢になり、日常生活でのさまざまな動作が鈍くなる。
４）姿勢反射障害：つまずいて体が倒れそうになっても、自力で立て直すことができない（つまり、簡単に倒れやすくなる）。

しかも進行性の病気なので個人差はありますが、一般的に症状は徐々に悪化していきます。

しかし今回、テレビで樋口さんを拝見した限りでは、今のところ目立つような４つの症状はなかったように思い少し安心しました。

また、有名なハリウッド俳優のマイケル・J・フォックスも、パーキンソン病で活動を休止していましたが、最近になってドラマなどに復帰していますので、樋口さんも良い治療を受けて今後も音楽活動を頑張っていただきたいと期待しています。

樋口了一（ひぐちりょういち）
1964年2月2日、熊本市生まれ
血液型：A型
学歴：立教大学経済学部中退
1993年にメジャーデビュー
『手紙～親愛なる子供たちへ～』で2009年日本レコード大賞優秀作品賞、日本有線大賞有線音楽優秀賞受賞