女性が注目!今年のパンは『ブラン』ブーム!?
公開日:
:
最終更新日:2014/09/03
美容、健康、その他
最近、『ブラン』を素材に使ったパンが、ダイエットをしたいと考えている女性たちから注目されているようです。
そもそも『ブラン』とは何かというと、「小麦ふすま」といわれるもので、小麦粒の表皮部分のことです。
ですから、小麦粉を作るときには取りのぞかれるものなので、私たちが口にすることは大変少ないわけです。
しかし、今まで捨てられていたこの小麦ふすまには食物繊維と栄養がたっぷり含まれていることがわかりました。
小麦ふすまの成分についてみてみると、食物繊維の塊といえるほど豊富に含まれており、この食物繊維はセルロースとヘミセルロースという種類のもので、便秘予防や大腸ガン予防の効果があるといわれています。
さらにこれ以外にも、日本人に不足しがちな鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
また、小麦ふすまの特徴として、水分を吸収すると膨張するため、満腹感が得られ、ダイエット効果も期待できるといわれています。
食べ方については、小麦ふすまはそのままでも香ばしくて美味しいようですが、ヨーグルトに混ぜたり、小麦粉の代用として料理に加えたり、パンやお菓子に混ぜたりして、さりげなく摂取することができます。
というわけで、各製パンメーカーがこぞって「ブラン」を使用した新製品を投入し、糖質制限によるダイエッターを囲いこもうと意気込んでいます。
ちなみに、昨年の流行は、”高級食パン”でした。
セブン-イレブンの「金の食パン」、山崎製パンの「ユアクイーンゴールド」、ローソンの「ウチカフェブレッド」などなど。
そして今年は、健康を意識した「ブラン」シリーズがブームとなりそうです。
すでに2012年にブラン素材のパンを発売しているローソンにやや分があるかもしれませんが、各社ともダイエット効果があり、なおかつ、見た目も味も美味しいパンを出してくるにちがいありません。
「食欲の秋」を目前にして、消費者としては大変うれしい競争になりそうですね。
スポンサーリンク
関連記事
-
-
花粉症の免疫療法の欠点を克服した理想の治療『花粉症治療米』とは?アレルギー性結膜炎にも効果?
春は花粉症の季節。 心地よい天候の一方で、花粉症に苦しむ人が年々増加しています。 そこで
-
-
心が温まる映画はコレ!『観客賞』総ナメで一見の価値大!
『しあわせの絵の具』 監督 アシュリング・ウォルシュ 出演 サリー・ホ
-
-
ナイスガイシンドロームを克服するには自分と向き合うことから
前回、日本ではあまり聞き慣れない『ナイスガイシンドローム』についてご紹介しました。 これが長く
-
-
砂糖への課税は国民の健康対策として有効か?加糖飲料を減らせば糖尿病リスクが大幅に減る!
『国民の健康対策として、たばこ、アルコール、砂糖などへの課税強化を求める』 厚生労働省の有識者
-
-
潜在意識を書き換えて幸せな人生を自分で築く!その取り組みは?
私は現在「あること」にチャレンジしています。 それは、 『潜在意識を書き換える』 ことです
-
-
地中海食は心臓病の予防や認知症の抑制以外に乳がんの予防効果も?最も効果的な地中海食の特徴は?
現在、日本人の死因の第1位は「がん(悪性新生物)」。 そのがん治療については、 免疫細胞治療
-
-
古代インド発祥のヨガで心臓病リスクを改善!有酸素運動と同じ効果の可能性
古代インド発祥の修行法である『ヨガ』は、 健康意識の高い人を中心に世界中に広がっていますが、 そ
-
-
ブルーライトによる思春期慢性連日性頭痛など入院も 治療は?
近年、成人だけでなく小児領域においても、 ・片頭痛・緊張型頭痛 ・起立性調節障害 ・睡眠障害
-
-
認知症をよく理解するための9大法則1原則とは?パーソンセンタードケア?認知症介護の現実は?
認知症の患者数は、日本全国で2012年の約462万人から、 2025年には700万人超(65歳以上
-
-
『抗糖化』というアンチエイジングをご存知ですか?
先日、「老化度チェック」の話をしましたが、最近、『抗糖化』によるアンチエイジングが注目されていますね