新たな肥満治療薬となるか!藍藻レプトリングリアから抽出するヨシノンA
公開日:
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最終更新日:2015/01/26
美容、健康、その他
『肥満』は、心臓病や糖尿病のリスクを高め、
特に若年層においては、余命が最長で約8年、健康寿命が約19年も短縮するということがわかっています。
そうなると、長い老後を重い病気で苦しみ、場合によっては寝たきりで過ごす可能性が高くなります。
ですから、人生の後半を元気で豊かに暮らすためには、肥満はできるだけ若いうちに解消しておいたほうがいいわけです。
そこで、これまでにない画期的な『肥満治療薬』の開発が進んでいます!
これまでの治療薬の効果は、消化吸収を抑えたり、食欲を抑えたりするものでした。
しかし、世界初となる肥満治療薬は、
肥満の直接的な原因である脂肪に直接働きかけるものです。
新薬の開発は3万分の1の確率といわれる中、どんなスゴイものが開発されているのかというと、
『藍藻』という海に生息する藻類の一種で、
2000~3000種類もある中の1つ『レプトリングリア』というものから、
脂肪を消費する物質を取り出すことに成功しています。
神奈川大学理学部の上村教授によって『ヨシノンA』と名付けられこの物質は、
すでに動物実験で「脂肪を減らす」という効果が証明されています。
あとは臨床試験でその効果を確認できれば、肥満で苦しむ人にとっては朗報となる薬が出来上がることになるでしょう。
肥満による余命や健康寿命の短縮についての記事はコチラ↓↓↓
http://challenge-tt.xsrv.jp/675.html
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肥満手術で糖尿病リスクが8割も低下する記事についてはコチラ↓↓↓
http://tt-challengemind.blog.so-net.ne.jp/2014-12-11
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