本場イタリアのミッレミリアの日本版『ラ・フェスタ・ミッレミリア 2015 』芸能人も参戦!ショパールから2015年モデルも登場!
公開日:
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最終更新日:2015/07/11
イベント、ビジネスなど, クルマ、趣味など
『ミッレミリア』
クルマ好きなら一度は出場してみたいと思う、
世界一美しいと称されるクラシックカーレース。
もちろん、ミッレミリアに憧れる日本人もたくさんいます。
そこで、毎年5月中旬にイタリアで開催されるミッレミリアの日本版が、
今年も開催されます。
『ラ・フェスタ・ミッレミリア2015』(10月16日(金)~20日(火))
ちなみに昨年は、
タレントの堺 正章さんが1957製 MASERATI 200 SIで、
ジャニーズの近藤 真彦さんが1956 ALFA ROMEO GIULIETTAで参加して、
大会を盛り上げています。
ラ・フェスタ・ミッレミリア2015のコースは、
東京原宿明治神宮 ~ 新潟県湯沢 ~ 長野県軽井沢 ~ 神奈川県箱根 ~ 東京原宿明治神宮
と1都7県を通る約1,200km。
参加台数は、オリジナルクラシックスポーツカー 110台の予定。
参加資格車については以下のとおり。
A:Vintageクラス 1919年1月1日~1929年12月31日に製造された車輌
B:Post-Vintageクラス 1930年1月1日~1939年12月31日に製造された車輌
C:Post War-Iクラス 1940年1月1日~1949年12月31日に製造された車輌
D:Post War-IIクラス 1950年1月1日~1957年12月31日に製造された車輌
E:Closed List クラス 1958年1月1日~1967年12月31日に製造された車輌
ところで、約90年の歴史を誇る本場イタリアの『ミッレミリア』とは・・・
このクラシックカーレースが世界的に有名なのは、
「走る芸術品」と讃えられる名車たちが、
新緑に映えるイタリアの数々の名所を訪れるコースを走り、
その優雅で颯爽とした姿が人々を魅了するからです。
普段は博物館などに大切に保管されているような世界の名車たちが、
年に一度だけ命を吹き込まれ、
いきいきとイタリアの大地を駆け抜けていきます。
総勢400台のクラシックカーを沿道で待ち受ける数万の人々にとっては、
イタリア各地に「旅する美術館」がやってくる素敵な時。
さまざまな想いを抱きながら名車の走る姿に酔いしれます。
ミッレミリアは、4日間でおよそ1600kmを走破するレース。
ドライバーたちにとっては、
ゴージャスなホテルと美食のおもてなしも待っていて、
憧れの名所を堪能できるという楽しみもあります。
しかし、クラシックカーレースだけに、
優雅な佇まいだけで終わるはずはなく、
当然のことながらトラブルも続発します。
ここでミッレミリアのルールを説明。
ミッレミリアは世界中のクラシックカーファンの憧れとあって、
この日のために世界中から往年の名車たちが集まりますが、
ミッレミリアに参加できるのは、
1957年以前に製造された車
に限られています。
つまり、車の大量生産が始まる前の時代に生み出されていた、
個性的なスポーツカーが主流になります。
ルールはスピードではなく、
「時間の正確さ」
を競い合います。
コースのチェックポイントごとに所要時間が設定され、
いかに誤差を小さくするかを競います。
一台数千万円(中には1億円超えも)もする車が連なる
リッチで優雅なレースのようですが、
一般道を走るため、燃料の補給や渋滞など不確定要素が多く、
早朝から夜まで走り続けることもある実はかなりシビアなレースです。
車に乗るのはドライバーとナビゲーターの2人。
そして、その後ろにはメカニック2人が乗った別の車1台が追走し、
故障などの非常時に備えます。
(追走するのはこんなクルマ!)
つまり、1チーム計4人で、4日間1600kmを走り抜くことになります。
コースのスタート地点は、北部にあるブレシア。
そこからアドリア海に沿って南下して首都ローマで折り返し、
最大の名所トスカーナを抜け、再びブレシアへ戻ってゴール。
このレースを楽しむなら、
イタリアが誇る絶景トスカーナ地方がオススメ。
5月のトスカーナは新緑が美しく、
クラシックカーの走る姿がとりわけ映える場所です。
世界遺産にも登録され、
上質なワインやオリーブの産地としても有名。
トスカーナは、絶景が続く名所である一方、
アップダウンが続き、名車たちが次々にトラブルに見舞われる最大の難所
でもあります。
このトスカーナのワインディングロードに、
(伊)アルファロメオ、
など名車の独特のエキゾーストノートが響き渡ります。
【ミッレミリアの歴史】
レースのはじまりは1927年で、
当時、高性能の車を作りはじめていたイタリアが、
自国の車の素晴らしさを伝えるために始まったのがミッレミリア。
当時はスピードレースで、
沿道に大観衆が詰めかける素晴らしい大イベントでした。
1957年、レース中の事故で多くの死者が出てしまい、
1958年からレースが中断されました。
それから20年後の1977年、
国民的なイベントだったミッレミリアを復活させたい
という機運が高まり再開されます。
このとき危険を避けるため、スピードではなく、
所要時間の正確さを競うルールに変更し、
さらに、1957年までに生産されたクラシックカーだけ
のレースに決まりました。
イタリア車の美しさの鍵を握っているのは、
「カロッツェリア」
と呼ばれるクルマ専門の職人たちです。
カロッツェリアは、もともと馬車をつくる職人たちで、
中世から貴族は自分たちの馬車をより美しくするため、
より多くの注文を出し、彼らはそれに応えてきました。
その後、馬車から自動車の時代になり、
カロッツェリアは馬車に込めた美しさをクルマへと引き継ぎ、
イタリア車は時代とともにより洗練されていきます。
1930年代、飛行機の時代になると、
カロッツェリアの人々は当時最新の航空力学を応用し、
流線形のフォルムを生み出します。
50年代に入ると、車はスピードを追求し、軽量化が図られます。
できる限り無駄をそぎ、
研ぎ澄まされたデザインへと変化していきます。
バロック芸術の影響を受けており、
極力無駄をはぶき、
造詣のシンプルさを追求しました。
カロッツェリアの伝統は技術の面でも受け継がれてきました。
手仕事で1つ1つ作り上げる精巧な部品。
その高い技術は車の性能を高め、イタリア車の速さの源となります。
イタリア人にとって、クルマはとても重要な文化であり、夢であり、誇りそのものといえます。
【感動エピソード】
ミッレミリア最大の観どころ、トスカーナ。
およそ90年のミッレミリアの歴史が刻まれた場所で、
中世の宿場町として栄えた
「ラディコーファニ」
という村があります。
実は、ミッレミリアは毎年コースを変更していますが、
この村の佇まいは特別だからということで、
1927年の第1回からずっとコースに選ばれています。
ここは、第二次世界大戦で激しい砲撃を受け、
美しい町並みは壊滅状態になりました。
そして敗戦から2年後、
戦争で傷ついた人たちを元気づけるために、
ミッレミリアは再開されます。
ミッレミリアは村人に生きる力をくれたレースとなりました。
ミッレミリアのゴールにはたくさんの人たちが待っています。
そんな中、上位で表彰台にゴールしたドライバーたちは、
ジャンパン・シャワーで祝福。
シビアなレースを走り終えたドライバーたちの達成感は、
何ものにも代えがたいものになります。
再び名車が駆け抜けるのは1年後。
ここで、来年のレースまで時を刻むのにふさわしい時計をご紹介。
1988年以来、
ミッレミリアのオフィシャルタイムキーパーおよびスポンサーを務める
ショパールが、
この由緒あるイベントにちなんで生んだラグジュアリースポーツウォッチ
「ミッレミリア」コレクション。
このコレクションの2015年新作モデルが登場!
スイス公認クロノメーター検査局(COSC)認定で限定1000本!
価格は約200万円!
伝統色のロッソコルサを採用した文字盤に、
3時方向には日付表示、
9時方向にはパワーリザーブインジケーターがあしらわれています。
リューズ:ねじ込み式の100m完全防水。
材質:ローズゴールド
ケース径:直径43mm
動力:自動巻き
機能:巻上げ60時間、ストップセコンド、パワーリザーブ、カレンダー、100m防水
『ラ・フェスタ・ミッレミリア2015』についてはコチラ↓↓↓
http://www.lafestamm.com/2015/index.html
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