新型デミオをライバル車フィット、ヴィッツと比較してみました!
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最終更新日:2015/01/12
クルマ、趣味など
マツダは、7年ぶりにフルモデルチェンジした「デミオ」の販売を9月26日から開始します。
現在の国内市場では、コンパクトカークラスのハイブリッド車(HV)や、燃費や安全性をレベルアップした新型軽自動車が競合している中、マツダもすべてを刷新した期待の新型車を投入してきました。
新型デミオは、上級車にも採用している「魂動(こどう)」デザインを取り入れ、コンパクトカーながらも躍動感のある外観となっており、内装の上質感も高めました。
さらに今回、特に注目なのが排気量1.5リットルの小型ディーゼルエンジンの搭載車が登場することです。
燃費は軽油1リットル当たり30km程度となり、これは最高水準といえます。
しかし、このデミオには永遠のライバル車があります。
やはりホンダのフィットとトヨタのヴィッツは購入時に必ず検討するクルマではないでしょうか。
この競合車2台について、外観のデザインや走行・燃費性能、価格などを比較してみましょう。
まず、外観ですが、
フィットは現行モデルになってデザインが大きく変わり、シャープでかなりカッコよくなりました。
ヴィッツもモデルチェンジにより、1つ上のクラスのオーリスに似たシャープな外観になりましたが、あまり個性がなく今ひとつパッとしないデザインです。
走りについては、
前モデルのデミオでは、やや硬めのサスペンションでしたが乗り心地はとても良く、新型デミオもこれと同様のセッティングかと思われます。
フィットは、静かでフラットな走りですが、エンジンの高回転域でのホンダらしさもあります。
ヴィッツは、前モデルから大幅に変化したという印象は少なく、ややもたついた走りを感じました。
燃費については、
デミオのガソリン車が24km/Lで、前モデルよりもわずかに悪化していますが、これはボディが一回り大きくなったためと思われます。
フィットのガソリン車が26km/L、ハイブリッド車が36.4km/L、ヴィッツが25km/Lとなっています。
価格については、
新型デミオが約140万~約190万円の見込みですから、フィットやヴィッツよりも若干高めになりそうですが、クリーンディーゼル車であれば、燃費と軽油の燃料代を考えるとHV車とほぼ同等になるため、価格競争力もあるといえます。
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