小型無人飛行機ドローン!有効活用までには脅威となる課題も?価格、性能は?
公開日:
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最終更新日:2015/04/23
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小型無人飛行機『ドローン』
が、何かと話題にのぼることが多くなりました。
登場した当初は、
「無人飛行機が空を飛び、荷物を自宅まで運んでくれる。そんな信じられないような世界が、近い将来、実現するかもしれない。」
と近未来的な技術開発に世界中が注目。
現在、米アマゾンなど各社が開発を競い、
世界的には、救急輸送や買い物難民対策などへの利用が想定され、
さまざまな実験が行われています。
・米グーグルは、災害で孤立した土地に、薬などを運ぶ想定で開発を進める。
・独DHLは、北海に浮かぶ小島に医薬品や救急物資を運ぶ実験に成功。
・日本では、香川県高松市から約8キロ離れた瀬戸内海の離島に20分かけて、重さ約1キロのカメラと救急セットを運ぶ実験に成功。
などなど、人類にとっての有効活用が検討されています。
一方で、ドローンの活用が現実味を帯びてくると、
飛行中の落下事故など安全性の課題をはじめとしてさまざまな問題も浮上し、
期待するメリットもさることながら、
不安視するデメリットも注目されるようになっています。
懸念事項としては以下のようなことが考えられます。
・カメラ搭載による撮影など個人のプライバシーの侵害
・武器や危険物質の運搬や有害物質の散布
・無人飛行機の増加による飛行機同士の衝突事故と、運搬物への保障問題
・電線などへの衝突によるライフラインへの影響
・重量物運搬のための無人飛行機の大型化
・飛行高度など一般の飛行機やヘリコプターなどへの影響
・雇用の減少
などなど、場合によっては脅威となりうるものも考えられ、
ドローン活用による利便性を得るためには、まだまだ多くの課題をクリアしなければならず、
実用までには時間がかかりそうです。
ところで、一昔前は、空撮といえば一部のプロのカメラマンたちがヘリコプターなどから撮影するもので、一般人には全く縁のないものでした。
しかし、最近では市場に安価なドローン(マルチコプター)が出回るようになり、
また、アクションカメラの普及もあって、空撮も一気に身近なものになってきました。
例えば、販売されているドローンの1つを紹介すると、
数百万画素のカメラを搭載し、
重さは100g以下、
飛行時間は7分程度で、
価格は1万円以内で購入可能です。
また、性能によっては、
スマートフォン経由で空撮の状況をリアルタイムで確認でき、
撮影した画像はマイクロSDカードに保存されるため、
パソコンでの再生も可能というもので
価格は3万円以内で購入可能。
ドローンの飛行動画についてはコチラ↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=WUpmPUcnuBY
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