どこまでも安全性を追求するボルボ!世界初の施設『AstaZero』が完成!
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最終更新日:2014/09/05
クルマ、趣味など
1927年に乗用車製造を開始したボルボは、スウェーデンを本拠とする企業グループ(自動車は現在中国企業傘下のボルボ・カーズで生産)です。
ボルボ車は、「世界一安全なファミリーカー」と評され、世界中で信頼性と耐久性の高い評価を獲得しています。
そのボルボが今夏スウェーデンに、世界初となる安全性に関する最新鋭のテスト施設『AstaZero』を、200万平方メートルという広大な敷地面積に5億スウェーデン・クローナ(約75億円)を投じてオープンしたというニュース。
ちなみに、Astaという名称はActive Safety Test Area(アクティブ・セーフティー・テスト・エリア:アクティブ・セーフティのためのテスト施設)の頭文字を取ったものということです。
そこには、「2020年までに新しいボルボ車において交通事故による死亡者や重傷者をゼロにする」という安全目標が掲げられています。
事故を防ぐアクティブ・セーフティ・システムの開発では、すでに世界をリードしているボルボですが、同社はさらなる前進を目指しているようです。
この『AstaZero』の特筆すべき点は、現実世界の複雑な交通状況で起こりうる、あらゆるシュミレーションが可能なことです。
そして、「事故を起こさない車の開発」というボルボのセーフティ・ビジョンの実現のために、大学や企業などと連携し、オープンで国際的な施設として機能していくといいます。
ボルボは世界で唯一、交通事故ゼロという目標の達成時期を定めている自動車メーカーであり、そしてスウェーデンは、世界で唯一、交通事故ゼロという目標を政府がサポートしている国家といわれるのがわかりますね。
人生で一度はボルボ車を所有したいものです。
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