46回全日本空手道選手権大会(新極真会)で躍動した19歳!
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最終更新日:2015/01/10
スポーツ関連
2014年10月25日(土)・26日(日)、第46回オープントーナメント全日本空手道選手権大会が開催されました。
この大会は、第11回世界大会日本代表第1次選抜戦ということもあり、代表を狙う選手たちにとっては特別な思いがあったと思います。
この大会を主催するのは、NPO法人全世界空手道連盟 新極真会です。
格闘技ファンの方ならお気づきのはずですが、極真空手については頻繁に名称が変更されています。
というのは、極真空手の創始者、故大山倍達館長の後継者問題でこれまで幾度となく分裂を繰り返してきました。
遺言書の正当性をめぐり商標権の使用を含めて裁判にまで発展した経緯があります。
今では分裂がさらに分裂という状況で、現在は第5回全世界空手道選手権大会王者の緑健児氏が代表理事を務める『新極真会』が本流となっているようです。
今大会の結果は以下のとおりです。
優勝 島本雄二 (広島支部)
準優勝 入来建武(東京城南川崎支部)
第3位 加藤大喜(愛知山本道場)
第4位 亀山真(福岡支部)
第5位 山田一仁(兵庫中央支部)
第6位 前田勝汰(和歌山支部)
第7位 楠生剛(東京城南川崎支部)
第8位 前田優輝(和歌山支部)
敢闘賞:前田勝汰
技能賞:前田優輝
結果からみると、やはり有力選手が上位入賞といった印象です。
ただし、前回覇者で「重戦車」の異名をとる落合光星選手が敗れたのは波乱といっていいでしょう。
その落合選手を破った4位の亀山 真選手の活躍は素晴らしかったと思います。
まだ若い選手ですので、亀山選手の今後に要注目です。
落合選手VS亀山選手の試合はこちら(ビデオ後半から)↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=T6lwj4zDXFs#t=985
優勝した島本雄二選手は、非常に無駄の少ない効率的な試合運びだったと思います。
攻守にわたり島本選手らしさが出ていて、観ていても安心感がありました。
準優勝 入来建武選手は、突きと下段の蹴りを中心とした地味な攻撃ながら、常に前に出る強気な姿勢と落ち着いた試合運びは、とても19歳と思えない楽しみな選手です。
3位の加藤大喜は、今回も優勝には手が届きませんでしたが、常に上位入賞を果たしているのは立派だと思います。
試合内容も、加藤選手らしいしなやかな蹴りが多く見られ、観る者を楽しませてくれました。
強烈な突きから「マシンガン」と呼ばれた山田一仁選手は、以前のような勢いは無くなったとはいえ、30歳を過ぎてからの5位入賞は素晴らしいと思いました。
6位の前田勝汰選手と8位の前田優輝選手の兄弟は、相変わらず疲れを感じさせない怒涛の攻撃スタイルで、小柄な体格ながら重量級の選手に立ち向かう姿勢に感動しました。
世界大会では、体格的に有利なブラジル勢やロシア勢が台頭していますが、今大会を見る限りでは日本勢の優勝も大いに期待できるのではないでしょうか。
この素晴らしい選手たちをしっかり応援したいと思います。
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