日本人の13人に1人がうつ病を経験!セルフチェックで早期発見・早期治療!
公開日:
:
最終更新日:2015/01/11
美容、健康、その他
現代社会が「ストレス社会」といわれるようになって久しいですが、このストレスによってさまざまな心身の不調を訴える人が急増しています。
近年の調査では、日本人の13人に1人が生涯のうちに『うつ病』を経験することがわかりました。
これは結構高い割合だと思いませんか?
しかも、うつ病を発症していても、4人のうち3人は治療を受けていなかったという事実もわかりました。
この状況は決してよくありません。
やはり、うつ病も早期発見・早期治療が大切で、きちんと治療することで回復可能な病気といわれています。
そのうつ病治療の第一歩は、
「こころのサイン」と「からだのサイン」の両方に気づくこと
ですから、「どうもおかしいな?」と感じたら、早速セルフチェックをしてみましょう!
【うつ病のセルフチェック】
以下の1~18の質問事項に、
「常に」:3点
「しばしば」:2点
「はい」・「時々」:2点
「いいえ」:0点
でお答えください。
合計得点で、
「10点以下:ほとんど問題なし」
「11~15点:境界」
「16点以上:軽度うつ病の疑い」
という目安になります。
1.体がだるく、疲れやすいですか?
2.朝のうち特に無気力ですか?
3.騒音が気になりますか?
4.音楽を聴いて楽しいですか?
5.最近、気が沈んだり、気が重くなることはありますか?
6.首すじや肩がよくこりますか?
7.頭痛もちですか?
8.眠れないで朝早く目覚めることがありますか?
9.事故やケガをしやすいですか?
10.議論に熱中できますか?
11.テレビを見ていて楽しいですか?
12.食事が進まず、味がないですか?
13.息がつまって胸が苦しくなることがありますか?
14.のどの奥に物がつかえている感じがありますか?
15.仕事の能率が上がらず何をするにもおっくうですか?
16.本来は仕事熱心で几帳面ですか?
17.自分の人生がつまらなく感じますか?
18.以前にも現在と似た症状がありましたか?
いかがでしたか?
このチェックリストはあくまでも目安であり、確定診断ではありません。
うつ病は、きちんと治療すれば回復できる病気です。
気になる方、心配の方は早めに専門の医療機関を受診されることをオススメします。
スポンサーリンク
関連記事
-
-
若年層の肥満で余命が8年、健康寿命が19年短縮!生涯リスクを捉え直そう
『肥満』になると、 心臓病や糖尿病になるリスクが大きくなるというのは、今や一般的に認識されています
-
-
今、世界が注目すべき人物はこの人!車いすのエクアドル大統領レニン・モレノ氏!
最近の不穏な世界情勢において、 各国の大統領や首相らの名前が連日メディアで取りざたされています
-
-
日本初!厚労省が認めたまつ毛がフサフサになる薬 グラッシュビスタ!
まつ毛の本数が少ない、短いと悩んでいる人たちに朗報! 今年3月、日本初のまつ毛貧毛症治療薬が厚
-
-
糖尿病は認知症と関連あり!記憶を司る海馬への影響は?最近注目の筋膜リリースは糖尿病にも効果がある?
現代社会において、『糖尿病』と『認知症』という疾患名 を耳にする機会は大変多くなっています。
-
-
年齢別の推奨睡眠時間は?日本人は良質な睡眠と十分な時間の確保の努力が課題
日本人の平均睡眠時間は約7時間30分で、 特に40~50代の場合が最も短く、6時間台といわれていま
-
-
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は世界的死因の第3位!発症リスクを3分の1低下させる健康的な食事とは?豊富に摂取したい6成分は?
『COPD』という略語をご存じでしょうか? COPDは、『慢性閉塞性肺疾患』という肺気腫や慢性
-
-
シワ取りやワキガ、脳卒中の後遺症にも行われるボツリヌス菌治療の最新治療法は?心房細動に効果!
みなさんは 『ボツリヌス菌』 というものをご存知ですか? 「地球最強の毒素」を産生
-
-
運動効果、認知機能改善、食事、肥満など高齢社会の間違った知識を変え、新たな情報を取り入れ、常識を更新しつづけよう!
寿命が延び、高齢化という社会現象を向かえた今、 いかにして『健康寿命』を延ばすか というのが誰も
-
-
男性更年期障害LOH症候群の原因は加齢やディレーラー・ストレス?症状や治療法は?
男性の更年期障害『LOH症候群』(加齢男性性腺機能低下症候群) というものをご存じでしょうか?
-
-
『脳トレ』ゲームで脳を積極的に使おう!音読や計算が認知症や軽度認知障害の予防に!
近年、『脳トレ』という言葉を耳にする機会が増えましたが、 何のことかご存知でしょうか? 脳ト