ノルディックウォーキングと普通のウォーキングとの違いは?有酸素運動、筋力アップ、ダイエット効果が気軽にできる!
公開日:
:
美容、健康、その他
少しずつ暖かさを感じる季節になり、屋外での活動が心地よくなってきました。
これまでの寒い時期に、体に溜め込んでしまった余分な脂肪や体重を解消するにはもってこいですね。
そこで、運動効果が高いにもかかわらず、膝や腰など身体への負担が少なく、年齢や運動経験を問わず、気軽にできるエクササイズがあります。
北欧生まれの『ノルディックウォーキング』です。
ノルディックウォーキングは、
クロスカントリースキーチームの夏場のトレーニングとして、
フィンランド発祥のウォーキングになります。
2000年代に入ってから欧米を中心に広がり、現在では世界中で600万人以上の人が楽しんでいます。
普通のウォーキングとどこが違うのかというと、
ノルディックウォーキングではスキーのストックに似た形の専用ポールを使い、
地面を交互に突きながら歩きます。
そのため推進力が大きく、グイグイ前に進みますが、
その割りに足腰への負担が少なく、リハビリとしても取り入れられるという利点があります。
さらに、ポールを使うので肩や腕など上半身の運動量も増え、
通常のウォーキングに比較してエネルギー消費量がナント約20%もアップします。
体全体でいうと、全身の約90%の筋肉を使うため、
ダイエットに有効な「有酸素運動」になることに加え、
高齢者の「筋力アップトレーニング」にもなるという優れた運動です。
若い女性にとっては、
ポールを使うことで姿勢がよくなり、
たるみやすい二の腕やヒップが引き締まるといった嬉しい効果も期待できます。
ポールを使いながらウォーキングするのはちょっと恥ずかしいという方は、家族や友人など何人かで行うと楽しくできます。
ノルディックウォーキングの歩き方のコツは、
とにかく「リラックスして歩く」ことです。
歩き方をあまり意識しすぎると必要以上に疲れてしまいます。
リラックスできれば、自然と姿勢がよくなり、歩幅も広がり、
徐々に運動効果が高まってきますので、ウォーキングを楽しむ意識が大切です。
【ノルディックウォーキングのメリット】
1)筋肉の約90%を使う全身運動で、エネルギー消費量もウォーキングより大幅にアップ。
2)ポールがあればどこでもできる。
3)上半身も使うので首・肩や背中の凝り、腰痛の予防・解消にも有効。
4)ポールを使うので、膝などへの負担が軽減でき、シニアの方、運動が苦手な方も無理なく行える。
5)短時間で高いエクササイズ効果が得られる。
6)二の腕やヒップなど女性が気になる部分もシェイプアップできる。
7)ポールを使うことで自然に姿勢が良くなる。
スポンサーリンク
関連記事
-
やる気やモチベーションを引き出すコツは?しゃべる、手を使う、歩く、簡単な行為で脳のウォーミングアップ
新たな年度がはじまる4月。 学生や社会人の皆さんは、 慣れない環境に適応しようと頑張っている
-
ウイルスの脅威と恩恵 バクテリオファージやタバコモザイク
2014年が終わろうとしていますが、今年もまたさまざまなウイルス感染のニュースがありました。
-
『抗糖化』というアンチエイジングをご存知ですか?
先日、「老化度チェック」の話をしましたが、最近、『抗糖化』によるアンチエイジングが注目されていますね
-
乳がん患者の生活の質(QOL)を向上させる『サバイバーシップ』とは?日本での普及に期待!
『サバイバーシップ』 というものを耳にしたことがありますか? 米国ではよく使われる用語ですが
-
視覚障害者の点字受験がないのは、政令指定都市では熊本市だけ!
熊本市が身体障害者を対象にした職員採用試験について、視覚障害者による点字受験を認めていないことが明る
-
スマホ、ゲーム機、パソコン、テレビは睡眠や概日リズムに悪影響!就寝前の電子書籍も注意!
スマホなどの携帯電子端末やゲーム機、パソコン、液晶テレビなど に用いられる波長の短い光(ブルーライ
-
シワ取りやワキガ、脳卒中の後遺症にも行われるボツリヌス菌治療の最新治療法は?心房細動に効果!
みなさんは 『ボツリヌス菌』 というものをご存知ですか? 「地球最強の毒素」を産生
-
『健康社会宣言2015関西』の 内容は? 少子高齢化の日本における医療や介護の課題や対策は?
世界に類を見ない速さで少子高齢化が進む日本は、 ・医療の地域格差 ・少子化対策 ・介護問題
-
急速に高齢化が進む日本!あなたの老化度はどの程度?
日本全国の100歳以上の高齢者が、ナント過去最多の5万8820人に上ることが、厚生労働省の調査でわか
-
怪しいのはキュレーションサイトだけじゃない!メディアの情報を鵜呑みにしない!正しい認識をもって捉えよう!
DeNAが運営する「キュレーションサイト(情報まとめサイト)」が、 他のサイト記事のパクリ記事であ