超ヘルシーなイスラム・中東の伝統料理フムス
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美容、健康、その他
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、
イスラムの戒律で認められたものであることを示す『ハラル認証』
が日本でも広まりつつあります。
世界にはさまざまな宗教があり、それぞれに厳しく定められた戒律や禁止事項がありますから、
競技以外の部分で選手やスタッフに負担をかけないように対応することはとても重要だと思います。
特にイスラム教には、口にするものだけでなく、化粧品や医薬品など身の回りの様々なものにもハラル認証が適用されています。
そんなイスラム教徒が多い中東の国々の伝統料理に、『フムス』というものがあります。
実はこのフムス、植物性かつ高栄養価の超ヘルシーフードなんです!
フムスは、
ゆでたヒヨコ豆(ガルバンゾ)を潰して、
練りごま、ニンニク、オリーブオイル、レモン汁、塩などを加え、
ペースト状にしただけの超シンプル料理。
フムスの食べ方は、ピタという薄いパンに付けて食べるのが中東では一般的。
日本を含む世界のヘルシー志向の人々や、ベジタリアンたちに広まり、
クラッカーに付けたりサンドイッチや野菜のディップなどにも用いられています。
ヒヨコ豆は、大豆よりも食物繊維多く、カロリーと脂質が少ないという特徴があり、
その他タンパク質やビタミンB群、亜鉛やマグネシウムなどのミネラル類も豊富に含まれていますので、
ダイエットやデトックス効果などが注目されています。
《フムスの作り方》
【材料】
・ヒヨコ豆(茹でたもの) 1カップ
・ニンニク 1片
・ヒヨコ豆のゆで汁又は水 大さじ2
・練りごま 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
・レモン汁 小さじ3
・塩 小さじ 1/3
これらの材料をフードプロセッサーにかけ、滑らかにします。
お好みで、クミンなどのスパイスを加えるとよいでしょう。
トーストやバゲットに塗ったり、野菜のディップにしてお召し上がりください。
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