グーグルグラスの必要性は?メリット・デメリットは?
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イベント、ビジネスなど
『ウエアラブル端末』とは、
体に装着してスマートフォンなどと連携しながら利用する情報機器のことで、
急速な普及が進むスマホの次世代デジタル機器として期待が高まっています。
さまざまな『ウエアラブル端末』が開発されていますが、
より小型化と高性能化を実現した端末機器の代表である
『グーグルグラス』
などが、少しずつビジネスの現場などに導入され始めています。
米ホノルル国際空港で、機体整備業務などにグーグルグラスを活用したところ、
ある一定の成果がみられたという報告があります。
ところが、メリットばかりではないようです。
問題点として、
このデバイスを装着することによって、周辺視野を妨害する可能性がある、という研究結果が報告されました。
グーグルグラスの場合、
フレームの右眼側にカメラやバッテリー、小型プロジェクターとそれを反射して眼に届けるプリズムが搭載されています。
そのため、この機器の形態上、一般的な眼鏡と比べてより大幅な周辺視野の妨害をもたらす可能性があります。
周辺視野は、視覚の主要構成要素で日々の活動には不可欠ですから、
装着法によっては日常生活機能を障害したりする可能性もあり、注意が必要となります。
いずれのウエアラブル端末もまだまだ開発途上の部分があり、
それぞれにメリット・デメリットもあるはずですから、
それらを把握した上で適材適所の活用を心がける必要があるでしょう。
今後、これら最新機器の活用が進むと、少し遅れて何らかの身体的不調や障害が出てくる可能性もありますから、より慎重な導入が望まれます。
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