肥満は伝染する? 同調圧力とは? これからの仲間づくりと関連が?チームアプローチとは?
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イベント、ビジネスなど, 美容、健康、その他
『肥満は伝染する!』
ということを聞いたことがありますか?
実は、米国の研究者の調査で、
「肥満の友人がいると、肥満になる確率は57%上がる」
ということが明らかになっています。
特に、親しい友人が肥満である場合にそうなる傾向が強いというのです。
英国の研究者の調査では、
「肥満の母親の娘(8歳)の41%が肥満だったのに対し、正常体重の母親の娘には肥満は4%しかいなかった。母-娘の関係で10倍のリスクがあった。」
という結果が出ました。
豪・ニューカッスル大学の研究では、
「父親が太り過ぎか肥満で、母親は平均的な体重の場合、その子ども(8~9歳)が肥満になる確率は非常に高い」
ことがわかっています。
なぜそうなるかというと、
肥満の友人が多い、あるいは親が肥満であると、
⇒別に肥満でも問題ない、
⇒むしろ肥満でなければいけない、
と思うようになる「同調圧力」が働くからです。
同調圧力とは、
職場などある特定のピアグループ(友人・人間関係のあり方)において意思決定を行う際に、
少数意見を有する者に対して暗黙のうちに多数意見に合わせたり、
権力を有する者の意見に合わせたりすることを強制することを指します。
例えば、
まわりにビジネスで成功している人が多ければ、
成功することが当たり前だと思って努力しますが、
まわりに成功者がいない場合には、
「成功するというイメージ」が持てず努力ができない、
などです。
このことについて、エンジェル投資家・瀧本哲史氏は、
著書『君に友だちはいらない』の中で、
「人はとても影響されやすい。だから、友人や仲間はしっかり選んだほうがいい。」
と述べています。
現在日本では、「仲間づくり」がキーワードになっています。
ここでいう仲間とは、
単にFacebookやLINE、TwitterなどのSNSでやり取りをするだけの
不特定多数の友人のことではありません。
共通の目標に向かって、苦楽をともにできる仲間との
「チームアプローチ」が求められているのです。
つまり、何かを成し遂げるために必要な「チーム力」を、
発揮できる仲間づくりがとても重要なのです。
これからの時代、
本当の意味での「仲間」をどれだけ持てるかによって、
人生のあり方も変わってくるのではないでしょうか。
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