世界中の生物の絶滅危惧種がわかるレッドリスト
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美容、健康、その他
近年、日本を含め、世界各国で大規模な自然災害が頻発するようになっています。
これは、私たち人間による自然破壊が最大の原因といわれています。
さらに、自然災害を引き起こすだけでなく、動物や植物など地球上のさまざまな生物の数を減少させ、最悪の場合は絶滅させてしまう状況にあります。
絶滅の恐れのある生物について、専門家が科学的に評価して、種ごとに危険度を分類したものが
『レッドリスト』
です。
最初のレッドリストは、1964年に国際自然保護連合(IUCN)が作った、世界の生き物を対象にした哺乳類と鳥類のリストで、その後、リストを製本した「レッドデータブック」が出版されました。
レッドデータブックは年2、3回改訂されますが、今年7月の最新版では以下のような状況になっています。
『IUCNレッドリストの分類』
【絶滅】828種
すでに絶滅したと考えられる。
【野生絶滅】69種
飼育・栽培下、あるいは過去の分布域外でのみ生存している。
【絶滅危惧ⅠA類】4574種
ごく近い将来、絶滅の危険性が極めて高い。
(例)クロサイ
【絶滅危惧ⅠB類】6829種
ⅠA類ほどではないが近い将来、絶滅の危険性が高い。
(例)ジャイアントパンダ、ニホンウナギ
【絶滅危惧Ⅱ類】10773種
現在の状態が続けば、近い将来Ⅰ類に移行することが確実と考えられる。
(例)アフリカゾウ
【準絶滅危惧】5220種
生息条件の変化によっては絶滅危惧として上位に移行する要素がある。
(例)アメリカバイソン
【軽度懸念】33601種
上記のいずれにも該当しない。
(例)アフリカバッファロー、ホッキョクギツネ
【情報不足】12212種
評価する情報が不足。
このレッドリストが公表されるようになって半世紀ですが、保全の取り組みは必ずしも成功しているとはいえない状況だといいます。
なぜなら、レッドリストそのものは、絶滅危惧種に関して法的な保護を義務づけるものではないので、絶滅危惧種になったとしても、捕獲や売買の禁止といった規制がすぐになされるわけではないからです。
レッドリストを作る狙いは、あくまで危機にある状況を科学的に明らかにして、世界各地で政府や自然保護NGO、市民による保護活動に生かしてもらうことなので、私たち人間が自制し、保護活動を展開していくしか方法はないようです。
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