iPhone6に新機能!日本での導入が期待されるアップルペイ決済
公開日:
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最終更新日:2015/01/31
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米アップル社が売り出したiPhone6で、新決済サービス「アップルペイ」という画期的なサービスが、全米で開始されました。
これは、iPhone6をレジの専用端末にかざすだけで決済できる、日本でおなじみの「おサイフケータイ」機能が追加されたからです。
ただし、「おサイフケータイ」とは規格が違い、レジ前の端末にかざしながら、指紋認証で本人確認をして決済する仕組みのため、日本では使用できず、アップルペイが提供されるのは今のところは米国だけとなっています。
そして、実際にアップルペイが使えるようになるのは10月からで、全米のマクドナルドやサブウェイなど22万店で決済可能となるようです。
新機能の導入には、往々にして不具合がつきものですから注目ですね。
これまで、スマートフォンによる決済サービスについては、「フェリカ」という独自の規格を採用している日本が、世界の中でも先行してきたという背景があります。
しかし、近年のiPhone効果でスマホ決済が海外でも広がり、6年後の東京オリンピックに向けて日本に来る外国人の数が増えることを考えれば、国内での需要が大幅に伸びる可能性があります。
そこを見込んで、携帯大手3社は、システムと店の端末をアップルペイに対応させる規格の導入も検討しているようです。
というのも、国内で圧倒的なシェアを誇るフェリカは、価格が高すぎて海外市場では伸び悩んでいるのが現状のため、ここにきて新規格の導入は、さほど高いハードルではなくなっているのではないでしょうか。
フェリカを開発したソニーに、さらなる試練が待ち受けているかもしれませんね。
とはいえ、かゆいところに手が届くような便利なサービスは、日本が得意とするところ。
ソニーには、その高い技術力で崖っぷちから這い上がってもらいたいものです。
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