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うつ病代替療法ホメオパシーやヨーガの課題は長期効果、再発予防効果、単独効果など

公開日: : 美容、健康、その他

現代のストレス社会では、世界の5人に1人が心の不調を抱えていて、
その代表的な心の病である『うつ病』については、
日本人の13人に1人が生涯のうちに経験するといわれています。

うつ病の治療は大変難しく、「薬物療法」が中心ですが、
薬の用量や種類の増加、治療の長期化などが問題となっているのが現状です。

そこで最近は、薬に頼らない『精神生理学的ストレスケア』が注目されつつあります。

例えば、
「認知行動療法」
「栄養療法」
「臨床アロマセラピー」
「ホメオパシー」
「ヨガ療法」

などがそれに当たります。

ホメオパシーについては、
世界で最も多く(現在、80カ国以上で)用いられている相補・代替療法の1つで、
ほとんどの国では医薬品として認可され、従来の医療と統合的に用いられています。

ホメオパシーの作用については、
ホメオパシー薬の働きで、うつ病の回復に重要とされる「自己治癒力」を引き出す効果があります。

ホメオパシーによる治療過程の例としては、
①従来の治療薬はそのままでQOLが改善
②従来の治療薬の投薬量の軽減と終了
③ホメオパシー薬の終了
の3段階を経て回復し、治癒に至る過程が示されています。

また、ヨガ療法の可能性については、
ヨガにはストレス反応抑制作用があるとされ、
がん患者の抑うつ、不安などを改善することが明らかになっています。

特に、軽度~中等度のうつ病に関しては、
ヨガは有効であるとみられていますが、
一方で、長期的効果、再発予防効果、ヨガ単独での効果などについては不明な点も多く、今後さらなる検討が必要です。

ただし、ヨガを実践したうつ病患者からは、
・リラックスできる
・気持ちが前向きになる
などの感想が得られているのも事実なので、
ヨガは投薬などによりうつ病のコントロールをしながら、
補助療法として用いるのが効果的だと考えられます。

ストレス関連疾患に対するヨーガ利用ガイドについてはコチラ↓↓↓
(患者用)http://okat.web.fc2.com/yoga_client.pdf

(医療従事者用)http://okat.web.fc2.com/yoga_doctor.pdf

心の病「うつ病」の経済損失についてはコチラ↓↓↓
http://challenge-tt.xsrv.jp/736.html

うつ病のセルフチェックで早期発見・早期治療↓↓↓
http://challenge-tt.xsrv.jp/451.html

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