年齢別の推奨睡眠時間は?日本人は良質な睡眠と十分な時間の確保の努力が課題
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美容、健康、その他
日本人の平均睡眠時間は約7時間30分で、
特に40~50代の場合が最も短く、6時間台といわれています。
これは世界的にみても短く、調査した18カ国中、韓国に次ぐ第2位の短時間睡眠となっています。
(ちなみに、第1位はフランスで約8時間30分)
睡眠不足になると、単に頭の回転が悪くなったり、肌荒れがしたりというだけでなく、
糖尿病の発症リスクが高まるなどの悪影響が確認されています。
睡眠不足はどれくらい体に悪いのか?についてはコチラ↓↓↓
http://tt-challengemind.blog.so-net.ne.jp/2014-10-20-1
睡眠の質の低下と脳萎縮の進行の関係についてはコチラ↓↓↓
http://tt-challengemind.blog.so-net.ne.jp/2014-10-08
ですから、良質な睡眠と十分な時間をしっかりと確保することはとても重要になります。
このほど、全米睡眠財団が各年齢区分における新たな推奨睡眠時間を発表しましたが、
これを見ると、日本人は睡眠時間の確保に対してかなりの努力が必要だということがわかります。
【新生児(生後0~3ヵ月)】14~17時間
【乳児(4~11ヵ月)】12~15時間
【年少の幼児(1~2歳)】11~14時間
【年長の幼児(3~5歳)】10~13時間
【就学児童(6~13歳)】9~11時間
【思春期の小児(12~17歳)】8~10時間
【青年(18~25歳)】7~9時間
【壮年・中年(26~64歳)】7~9時間
【高齢者(65歳以上)】7~8時間
同財団は、睡眠時間が正常範囲からたびたび逸脱する場合、それは重大な健康問題の徴候や症状である恐れがあり、また、故意の逸脱は健康を損ねる原因となる恐れがあるとしています。
今後、私たち日本人は日々の生活の中で、睡眠時間の優先順位を少しずつでも上げていく必要がありそうですね。
食事、運動、休養、睡眠など規則正しい生活が脳機能をよい状態にする!はコチラ↓↓↓
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不眠や睡眠不足への対策『認知行動療法』についてはコチラ↓↓↓
http://tt-challengemind.blog.so-net.ne.jp/2015-01-02
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