トレンドはリサイクル商品から1点モノのアップサイクル商品へ!
公開日:
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最終更新日:2015/05/03
イベント、ビジネスなど
「アップサイクル」というのをご存知でしょうか?
従来捨てられていた素材を使いながら、デザインやアイデアで製品の価値を高めた商品を「アップサイクル」と呼びます。
それって「リサイクル」じゃないの?と思うかもしれませんね。
リサイクルとは、製品化された物を再資源化し、新たな製品の原料として利用することで、基本的な意味合いは同じといえます。
しかし、リサイクル商品については、「どの商品が該当するのかわからない」、「自分で使いたくなる商品がない」、「割高である」などという声がネックになって、なかなか普及しづらい現状がありました。
それに対してアップサイクルとは、洗練されたデザインで1点モノの面白さがあり、環境への配慮をさりげなくアピールしつつファッション性も高い商品が多いのが特徴です。
例えば、廃タイヤチューブを素材に使ったバッグでは、同じ規格のタイヤで同じバッグを作っても、表面の凹凸に違いがあったり、色違いの不規則なラインが入ったりと全く同じ商品はできません。
つまり、1点モノになるわけです。
資源の再利用については、今や常識的な価値観になりつつありますが、単にマイナスを埋めるということから、さらに一歩進んでプラスの価値を生み出そうというアップサイクルは、とても将来性のある分野であるといえます。
廃タイヤ素材のバッグのほかに、中古の消防ホースを素材としたバッグや、使用済みのワインボトルを素材としたガラス食器や雑貨などもあります。
今後、ますますクリエイティブなアップサイクル商品が誕生することを期待したいと思います。
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