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高度肥満・超肥満の植え込み型装置の驚きべき効果!25%以上の体重減少も

公開日: : 美容、健康、その他

「直近の33年間に肥満人口の比率を下げることに成功した国はない」
といわれるほど、世界中で肥満や体重過多の人が増え続けています。

肥満についての実情!についての記事はコチラ↓↓↓
http://tt-challengemind.blog.so-net.ne.jp/2014-10-13

肥満に対しては、新薬やプログラムの開発、手術による減量など、
さまざまな取り組みが進んでいます。

そして今回、アメリカで、

『腹部植え込み型の肥満治療デバイス』

が承認されました。

このデバイスは、
「減量プログラムによる減量が困難なBMI35~45かつ2型糖尿病のような肥満関連合併症を1つ以上有する18歳以上の成人に対する治療」
となっていて、肥満に対する画期的治療として注目を集めています。

BMI35~45というと、「高度肥満」~「超肥満」ということになります。

使い方は、
外科処置により腹部に電気刺激発生装置やリード線、電極を植え込んで使用します。

植え込み型デバイスの目的は、
満腹感の調節や、空腹感(あるいは満腹感)を脳に伝える役割を持つ腹部の迷走神経に、
同装置から間歇的に電気信号を送ることで、脳と胃の神経活動を阻害することにあります。

効果についての検証では、
同デバイスを作動させた群と作動させなかった対照群を比較したところ、
試験開始から1年間で作動群では対照群に比べ、
体重減少の程度が8.5%大きかったことがわかりました。

さらに、
作動群の52.5%が20%以上の体重減少
38.3%が25%以上の体重減少
を達成していたことも判明しました。

個人的にはこのような「異物」を体内に入れることには抵抗がありますが、
年をとって心臓が悪くなったりしてペースメーカーを植え込んだりする日が来ると、
意外にすんなり受け入れられるのかもしれませんね。

世界初の肥満治療薬?藍藻レプトリングリアから抽出するヨシノンAについてはコチラ↓↓↓
http://challenge-tt.xsrv.jp/708.html

肥満による余命と健康寿命の短縮についてはコチラ↓↓↓
http://challenge-tt.xsrv.jp/675.html

肥満手術で糖尿病リスクが8割低下する記事についてはコチラ↓↓↓
http://tt-challengemind.blog.so-net.ne.jp/2014-12-11

肥満や過体重と発ガン部位との関連についてはコチラ↓↓↓
http://tt-challengemind.blog.so-net.ne.jp/2014-10-20

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