認知症に効果のある物質プラズマローゲン!臨床試験が始まり、健康食品の販売も
公開日:
:
美容、健康、その他
先日、認知症を改善させる可能性があるとされる物質、
『プラズマローゲン』
が取り上げられました。
これは、鶏肉やホタテから採取される物質で、
認知症患者の臨床試験がすでに始まっていて、
今年4月頃にはプラズマローゲンを含む健康食品が発売される予定です。
近年の日本人の寿命は、
男性は約80.2歳で世界第4位、
女性は約86.6歳で世界第1位であり、
世界の長寿国であることはご存知のとおり。
これまでは長寿国であることを誇りとしてきた日本ですが、
今後は喜んでばかりはいられない現状が待ち構えています。
なぜなら、長寿に伴いあらゆる疾患にかかりやすくなるからです。
その中でも、大きな問題となっているのが「認知症」。
2012年の時点では、
日本人の認知症患者は462万人で、65歳以上の有病率は15%となっています。
厚生労働省の推計では、
この認知症患者数が10年後の2025年には約240万人増加し、
約700万人に達することになり、
65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症患者ということになります。
人口減少が見込まれる中でこれは驚異的な数字ですが、
いずれにしろ認知症は男女とも加齢に伴い有病率が高くなることは間違いありません。
さらに、認知症については以下のようなこともわかっています。
・認知症の中で最も多い「アルツハイマー型認知症」は、男性より女性に多く見られる。
・全体的な記憶障害ではなく、一部の記憶は保たれている「まだら認知症」が特徴的な「血管性認知症」は、比較的男性に多く見られる。
・75歳までは男女とも認知症患者数の割合はほぼ一緒に上昇し、75歳で認知症の有病率は約10%になる。
・75歳以上の高齢になるにしたがい、女性認知症患者の割合は男性に比較して高くなる。
・認知症患者は、男性は90歳で約40%であるが、女性は約60%まで増加する。
・90歳を過ぎると男性は約50%、2人に1人状態で横ばいに推移するが、女性は右肩上がりを続け、95歳を超えたら75%の女性が認知症になる。
認知症の原因としては、
一般に、変化に乏しい生活を送る人が認知症になりやすいとされていますので、
これに対してはライフスタイルの変更など対策がとりやすいかもしれませんが、
遺伝的要素が原因となると対応が困難なことも・・・。
『プラズマローゲン』の効果に期待するところは大きいですね。
スポンサーリンク
関連記事
-
-
砂糖への課税は国民の健康対策として有効か?加糖飲料を減らせば糖尿病リスクが大幅に減る!
『国民の健康対策として、たばこ、アルコール、砂糖などへの課税強化を求める』 厚生労働省の有識者
-
-
『Choosing Wisely(賢い選択)』とは?日本版『絶対に受けたくない無駄な医療』 患者側も賢くなろう!
米国で医療の見直しを呼びかけるキャンペーンが広がっています。 『Choosing Wisely
-
-
食事、運動、休養、睡眠など規則正しい生活が脳機能をよい状態にする!
少し前から、「残業代ゼロ法案」というものを耳にしますが、簡単にいうと、労働者に対する報酬を、働いた時
-
-
受験シーズンあなたのテンパリ度をチェック!要因は生活習慣と遺伝
若い人たちがよく使う現代用語に、『テンパる』というのがありますね。 『テンパる』とは、もともと
-
-
2015年春 花粉飛散予測 東日本は大量飛散?対策は?最新治療も
春は『花粉症』の人にはキツイ季節ですよね。 花粉症とは、スギやヒノキなどの花粉が原因で起こるア
-
-
統合失調症の簡易診断に頭皮の毛根細胞を活用して早期発見・早期治療が可能に!FABP4とは?
『統合失調症』という病気をご存じですか? 2002年までは、精神分裂病(せいしんぶんれつびょう
-
-
高層マンションでは3階以下に住む若い女性が助かり易い?ブルジュ・ハリファではどうなるのか?
世界一高い超高層ビルといえば、 2010年に開業したアラブ首長国連邦ドバイにある 『ブルジュ・ハ
-
-
あなたの『かかりつけ医』は信頼できますか?2つの判断基準とは?
あなたは『かかりつけ医』をお持ちですか? 高齢社会の日本においては、「持っている」と答える人は
-
-
ナイスガイシンドロームはどんな人がなりやすいか?
『ナイスガイシンドローム』という言葉をご存知でしょうか? 心理療法医のロバート・A・グラバー氏
-
-
薄毛や抜け毛など髪の悩みは深刻な問題!大切なヘアサイクルとは?頭皮の老化度チェックを
以前は中高年の男性に多かった髪の悩み(薄毛、抜け毛、ボリューム不足・・・など)が、 現在では若い世